建売に暮らそう!住まいの知恵袋コラム

〔建売に暮らそう!〕後悔しない建売住宅の購入の仕方ー住まい購入にかかわる知恵袋をハウスメーカーの現役社員がこっそり伝授します!

これが正しい!!ネットで建売住宅を探す(載せる)方法 その1

 建売住宅を、ネットで探す人も、ネットに載せる人も、これを読めばスッキリ!?役に立たないゴミ情報の量がネットで増え続けていますが、この本質だけ把握しておけば、検索活動も広告出稿もきっとうまくいきます!良い建売住宅を探そうとする人と、良い建売住宅を提供しようとする業者さんを、上手にマッチングさせていきたいと思います!

 

 

〔ポイント〕

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1.不動産ポータルサイトは「見つける場所」

2.公式サイトは「深掘りする場所」

3.資料請求は「ラブレター」

4.見学予約は「お見合い」

 

 

 

〔はじめに〕

 

ネットでの「建売の物件資料請求」は「大奮発する旅行の予約」と同じカンカク?

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ネットで建売住宅を探すプロセスは、実は「一人5万円以上の大金を奮発して泊まる場合の温泉宿の予約」と似ています。まずは、いつも通り使い勝手がよくて候補を見つけやすい有名な予約サイトやアプリである程度の予算やエリアとグレード感を絞って宿を検索します。そして、ここからはいつもとは違い、なにせ奮発する宿泊ですから、候補が複数見つかったら、それぞれの部屋の見取図や部屋タイプ、館内外や料理の”実”写真、過去宿泊者の実レビューなどをかなり詳しく宿の公式サイト等で深堀りしてからでないと、絶対に最終な予約を入れないと思います。理由は簡単で、大金を投じるわけですから、いつもより数十倍”慎重”になるわけです。可能なら宿の外観だけでも先に下見してから、宿泊予約を入れたい?というのが本音でしょう。

 

建売住宅を探すのも同じです。単身赴任や数年の仮住まい的に暮らす予定のワンルームや賃貸住宅を探すのとはちょっと真剣度が異なる検索行動やネットサーフィンをすると思います。

 

手っ取り早くまずはテレビCM等でも有名な各種ポータルサイト(例:スーモ・ホームズ・アットホーム・ヤフー不動産等)で、予算・エリア・駅徒歩分数などの希望条件を絞って、なんとなく検討できそうな物件が複数見つかったら、それぞれの物件公式HPで情報の深堀り(間取図やギャラリーやコンセプトページ等を閲覧)をして、もし口コミや掲示板が立ち上がっていたら書き込みを全部チェックして、そのうえで検討するに値すると思えば資料請求をして、届いた資料を見ながらある程度の確信が持てたら、見学するために来場予約へとコマを進めていくでしょう。あとでうかがうと、事前に外観や周辺環境を車でサーっと見渡してみてから見学予約を入れていたという方も多くいらっしゃるので驚きです。

 

なので、

 

”探す”エンドユーザーからすると…

「見つける・比較する」=各種ポータルサイト

「調べる・深堀する」=公式サイト

という図式になります。

 

”広告する”建売業者からすると…

「見つけてもらう」=各種ポータルサイト

「より深く知ってもらう」=公式サイト

という使い分けをしていると言えます。

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〔何を見るべきか?〕

 

不動産ポータルサイトは3つの「P」(PLACE/場所・PRICE/価格・PRODUCT/商品)をメインに比較しながら、ざっくりとした「相場感」「市場感」の空気を読んでください。それだけで結構です。各物件の深掘りをするために必要な情報までは正直申し上げて含まれていません。(大手や大規模団地ならポータル内でも、大金の広告費を積んで”大枠”を買って解決することもできますが…大半の建売業者はしません。)

 

要は、インデックス的な見方をしてください。

 

公式サイトでは3つの「K」(クオリティ・コンセプト・環境)をメインに深掘りしてください。建売業者という造り手がどのような想いでその建売の街を作ったのか、どのような品質を追求してつくったのか、そしてその街が存在する場所がご自身が住まうに適した環境を提供してくれるのか否か…

 

要は、履歴書やお見合いの身上書のように見てください。

 

なので、逆のお話をすると、広告掲載をする建売業者さんからすると、不動産ポータルサイトには、しっかりと「場所・価格・間取り」を他物件を比較検討できるように掲載しておくべきですし、公式サイトには物件の分身のようなコンセプト・ブランディングの趣旨をしっかり刻みこんでおくべきです。

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不動産ポータルサイトでは、販売時期・価格等が未定の予告広告や、近隣住民の手前、詳細の場所をまだ特定したくないなど、特殊事情がない限り、「場所・価格・間取り」を明記すべきです。これをひた隠して反響を取ろうとするのは最悪だと思いませんか?

 

また、物件の公式サイトでは、ちゃんと作り手自身の言葉でメッセージを明記すべきです。ポータルサイト以上の情報がないのであれば、公式サイトは不要です。名前・身長体重くらいしか書いていない履歴書や身上書を見て、人は採用や結婚を判断できないのと一緒です。

 

その2ではもう少し細かく説明させていただきます!

ありがとうございます。

 

▼その2はこちら▼

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